【コラム】K-POPイベントで相次ぐトラブル 今後に影響がでなければいいのだが…

横浜アリーナで27、28日に開催される予定の「SGC SUPER LIVE IN JAPAN 2017」が大きな騒動になっている。

出演予定だったアーティスト10組のうち、Apink、Highlight、RAIN、SE7EN、TEENTOP、Block B、EXID、B.A.P、BTOBの9組が24日までに不参加を表明した。

各所属事務所が発表した不参加の理由は共通しており、「主催者側の契約違反(出演料未払い)」がメインだ。さらに、Highlightの所属事務所Around USが発表では、「参加アーティスト及びスタッフたちの航空チケットも発券されておりません」という、ありえない状況も明かされた。横浜アリーナという大規模な会場を2日間も押さえて開くビッグなイベントだっただけに、あまりにもお粗末といわざるを得ない。出演者はいずれも韓国でもトップクラスのアーティストばかりだけに、チケットを購入して開催を待ちわびていたファンも多かったはずだ。特にBEASTから生まれ変わったHighlightは初来日だっただけにファンの悲痛な思いは察するにあまりある。

9組が不参加を発表していながら主催者側からは、このまま開催するのか、中止となるのかなど、今後の対応についてまったく公式見解が出されていないのも、あきれるばかりだ。

ここのところK-POPに絡んだトラブルが相次いでいる。先月にはSHINHWAが5月30、31日に千葉・幕張イベントホールで予定していた日本公演の中止を突如発表した。公演のわずか1週間前にだ。

所属事務所は「これまで神話カンパニーは、日本公演企画社の公演準備が非常に不十分な状況にもかかわらず、最善を尽くし公演が成功するよう継続的に協議と努力を重ねてきました。しかし、日本公演企画社は公演準備のための重要な契約事項に関し、終始一貫として不誠実に対応し、4月末日本ファンクラブ先行チケット販売終了時点で、公演契約とは何の関係もない日本のファンクラブ運営会社のファンクラブデータ送付に関する問題を理由に公演実施の意志を見せずにいました。これに神話カンパニーは、公演企画社の様々な契約違反があるにもかかわらず、公演チケットを購入されたファンの皆さんのために何としてでも公演は行われなければならないという意志から、契約金額の縮小等、様々な権利を譲ってまで公演を正常に進行させようと努力しましたが、残念な結果を防ぐことはできませんでした」と日本公演企画者側の不誠実な対応ぶりに対して怒りをあらわにし、法的措置を取ることを明言した。

先週の18日は新人グループながらLUCENTE(ルチェント)というボーイズグループが日本でショーケースを開催する予定だったが、これもキャンセルになった。韓国の所属事務所社長が知り合いだったので聞いたところ、3月31日の段階で所属事務所側はビザ申請書類を日本の主催者側に渡したにもかかわらず、主催者側が申請するのが遅れてしまい、公演に間に合わなかったという。これが事実なら、あまりにもお粗末な話だ。

何年か前にもK-POPイベントに絡んだトラブルが続く似たような状況があったが、その時は「K-POPイベント=詐欺」といったようなレッテルを貼られてしまった。中国における「限韓令」によって、中国に目を向けていた韓国芸能界の視線が、び日本に向き始め、今年は日本デビューするアーティストも多く、TWICEやBLACKPINKといったビッグネームも日本デビューを控えている。地上波テレビでなかなかお目にかかれなかったK-POP&韓流スターの顔を見ることも増えた。防弾少年団やTWICE、チャン・グンソクが地上波に登場もしくは取り上げられるなどし、ファッション誌など韓流系ではない雑誌の表紙を飾るなど、K-POP&韓流ファンにとってはいい流れとなっているだけに、それに水を差すような事態は残念でならない。

主催者側の見解を聞いていないため、敢えて社名は出さない(調べていただけるとすぐわかる)が、上に挙げたSGC、SHINHWA、LUCENTの3件に関して言えば、日本でのイベント経験こそあるものの、大手レコード会社であったり、芸能事務所であたり、イベント会社でもない。そこに、こういった事態が起こりうる要素があったと個人的には感じている。こうした一連のトラブルが、今後に影響を起こさないことをKーPOPファンの一人として願うばかりだ。(宇)

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