ミサイル襲来? 倒壊の恐怖! 命がけで行ってきました! ソウル・第2ロッテワールドタワー

555メートル123階建て

ソウル・蚕室(チャムシル)にそびえ立つ高さ555メートル、123階建ての超高層タワー「第2ロッテワールドタワー」(SEOUL SKY)に行ってきました。

訪れたのは4月27日。北朝鮮情勢をめぐり、米軍による北攻撃が始まる「Xデー」といったうわさが流れるなど緊迫した日(私の中ではまったく緊迫してなかったけど)。コトが起これば、当然ソウルの新たなランドマークとしてオープンした「第2ロッテタワー」は標的となるでしょう。

もっともそれ以前に、4月3日の正式オープンを間近に控えた3月19日には、展望台専用エレベーターが故障する事故が起こったというニュースもありました。その時は、地下1階で25分にわたって停止。乗っていた39人は約25分後に救助されましたが、100階以上の展望台近くの階で止まっていたら生きた心地がしなかったでしょうね。

第2ロッテ―ワールドタワーに先立ち2014年10月にオープンしたロッテワールドモールも映画館内の振動や水族館の漏水などで安全問題が指摘されるなどし、5カ月間営業を中断したことがあります。そもそも工事の段階から建設作業員が転落死するなど死亡事故も相次ぎました。さらに、蚕室周辺では道路が陥没して穴が開くシンクホールがたくさん報告されるなどタワーの倒壊を危惧する声は、韓国の人の間でも多く、私も韓国の知人から「蚕室には近づかない方がいいですよ」と言われました。それも1人や2人じゃありません。

ということで、まさに今回は「命がけ」の取材となりました。ちょっと大げさか…。

地下1階が展望台への玄関!

地下鉄2号線蚕室駅で降り、地上に上がると、目の前に、巨大な建物が目に飛び込んできます。「ロッテワールドモール」の「AVENUEL(アヴェニュエル)」館の真上に建てられており、正面入り口には「AVENUEL」の文字が大きく出ています。中に入り、地下1階に降りると、ここがSEOUL SKY展望台への入り口となります。

まずはTICKETセンターでチケットを購入(大人は2万7000W)。日本語ができる女性が対応してくれました。ちなみに営業時間は午前9時30分から午後11時(年中無休)で、チケットカウンターは午前9時20分にオープンします。安全で快適な展望台の観覧環境を提供するため、時間帯別に入場可能人数を制限しています。私が購入したチケットは13:00から13:30分内に入場できるチケットですが、出る時間は何時でもOKとのことでした。

入場券を見せて中に入り、案内に従って歩を進めると、記念写真を撮るかどうかを聞かれましたが、断りそのまま進みました。荷物チェックを受けた後、進むと地下2階へと続くエスカレーターに乗る頃になります。簡単な展示コーナーを見学しながら抜けるといよいよエレベーターで展望台へ向かいます。

展望台に向かうエレベーター「スカイシャトル」は、天井と壁面4面にモニターが設置された世界初のエレベーターで、壁面にはソウルの名所などの映像が次々に映し出され、ソウルの歴史と漢江(ハンガン)の変遷を見せてくれます。近未来SF映画の世界に飛び込んだかのような幻想的な雰囲気に包まれ、ドキドキ感が高まります。秒速10メートルで上昇しており、約1分ほどで117階(472メートル)に到着しました。

ここが展望台のエントランスフロアです。360度全方向を見渡せる窓から外を見下ろすと、ソウルの象徴ともいえる漢江(ハンガン)がまずは目に飛び込んでみます。建ち並ぶ高層マンション群やオリンピック公園、さらに南山の方に目をやると南山タワーが見えます。ただ、ソウルはPM2.5(微小粒子状物質)などの影響もあって、天気のいい日でもスカッとした青空になることはないので、南山タワーもぼんやりしています。残念だったのは、オープンしたばかりにもかかわらず窓が汚れが目立つこと。まぁこの高さのガラス拭きは大変でしょうけどね。ただ、汝矣島(ヨイド)にある63ビルよりも景色としてはいい感じです。

一通り見渡したところでエスカレーターで118階SKY DECKへ。このフロアの北西&南東側の2カ所の床面がガラス張りとなっており、みんなその上に立ち、記念写真を撮っています。高所恐怖症の私は、下を見ただけで、足がすくんでしまい、ちびりそうになってしまいました。しかしみんなよくあの上に立てるような。私もせっかくなので、右足だけ足をのせてきました(笑)。

119階はSKY FRIENDS CAFEがあるだけのフロアでせっかくなのでカップのチョコアイス(3500W)を買って食べてみました。

続いて120階はSKY TERACE。ここは北西&南東側の2カ所がテラスになっており、高さ483メートルの外気を皮膚で感じることができます。

121階はグッズ売り場、122階には階段で昇り降りすることになりますがカフェがあるだけで、見るべきものはありません。

階段を下り121階に戻ると、専用エレベーターで最上階の123ラウンジへ。ここは有料のラウンジなので、上がってきてもかえってしまう人たちも結構いました。確かに値段を見るとかなりいい値段です。私は窓側の席に座り、チキンのサンドウィッチ(2万2000W)とライムやオレンジ、レモンなどのスライスが入ったOmiroseサングリア(3000W)をいただきました。昼間から豪華です(金額的に)。サングリアはおいしかった~。

時間的には1時間ちょいあれば十分に見学ができます。今回は昼間だったので、次回は夜景を楽しんできたいと思います。

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